体内を浄化しようか純炭で “出す”に特化した世界でいちばん安全な食べる炭

エイジバリアやきよらシリーズなど、ダステック(石川県金沢市)が製造販売する純炭粉末がロングセラーとなっている。背景には、高齢化によって増加している腎臓病や糖質制限ブームなどがある。

純炭粉末とは文字どおり、純粋な炭の粉末のことだ。金沢医科大学発ベンチャーのエムシープロット・バイオテクノロジー代表で、金沢医科大学名誉教授の友杉直久先生によって、2010年に開発された(開発当時、友杉先生は教授)。その後、純炭粉末は、同社からスピンアウトして設立されたダステックに引き継がれた。

純炭粉末は、医薬品原料や食品添加物として使用される高純度結晶セルロースを特殊な電気炉で加熱してできている。竹炭や木炭には土壌から吸い上げられた有害物質が残留しているものもある一方、純炭粉末は安全な炭といえる。ダステック代表の樋口正人さんは、「世界でいちばん安全な炭で健康寿命を延ばすサポートをしたい」と話す。

食べる炭として大人気の純炭粉末

不足しがちな栄養素を、健康食品やサプリメントで補うという発想は一般的だ。“出す”に特化している純炭粉末には、インドールやAGE(終末糖化産物)など、体に有害な物質を吸着して便といっしょに体外に排出する働きがある。インドールは腸内の悪玉菌によって作られ、肝臓でインドキシル硫酸に変換されて全身に運ばれる。インドキシル硫酸とAGEはいずれも、血管や臓器を傷つけることがわかっている。

医療の現場では、慢性腎不全の患者に、インドールを吸着するクレメジンという薬が使用されるケースがある。純炭粉末のインドールの吸着力はクレメジンと同等で、AGEの吸着力は7倍以上になることが実験で確かめられている。

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毒出し効果に優れる純炭粉末は、腎臓病の専門医からも注目されている。熊本市の中央仁クリニックでは、熊本中央病院などと協力しながら、血液透析を受けている患者12人(男性10人、女性2人、60~70歳代)を対象に試験が行われた。純炭粉末が詰められたカプセル(180mg)を10時と15時にそれぞれ3粒ずつ、1日計6粒飲んでもらい、血液透析前のアルブミン酸化度が測定するという内容だ。

アルブミンは、血管をしなやかにする「還元型アルブミン」と血管を硬くする「酸化型アルブミン」に分けられる。アルブミン酸化度とは、アルブミン全体に対する酸化型アルブミンの存在比率を指し、動脈硬化の指標の一つとしても知られている。健康な人のアルブミン酸化度は通常、30%未満。それに対し、血液透析を受ける前の患者は60~80%といわれている。透析後は少し下がるものの、健康な人に比べるとかなり高いことがわかる。

1ヵ月の試験期間終了後の検査結果を見ると、12中11人のアルブミン酸化度が改善。平均値は65.9%から49.1%に下がり、有意差も認められた。血液透析前のアルブミン酸化度が60%未満の人たちの心血管疾患発生率を1.0倍としたとき、アルブミン酸化度が60%以上の人たちの発生率は5.0倍に高まるという報告があり、純炭粉末の血管障害の予防効果が示唆された。

現在、東京や千葉には、腎臓病患者に純炭粉末をすすめている専門医がいる。腎機能値や便秘の改善などの効果をあげているそうだ。

【リンク】CKD 患者の酸化ストレスに及ぼす尿毒症物質吸着剤の影響〜アルブミン酸化度による解析(バイオマーカー研究会)

9/11(月)~13(水)に東京ビッグサイトで開催された「ダイエット&ビューティーフェア2017」ダステック社ブースにて

純炭粉末は糖質制限のサポートにも最適だ。インドールはたんぱく質を材料にして生成される。糖質制限中は、相対的にたんぱく質の摂取量が増えてしまう。臭いのもとにもなるインドールを、純炭粉末が吸着・排出してくれるというわけだ。善玉菌が育ちやすくなる“土壌改良”のような効果があり、腸内環境の改善にも役立つといわれている。

 

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